久しぶりに読書、いやオーディオブックを購入してみました。
あの経営の神様と呼ばれた『松下幸之助』先生の書いた本になります。
何が引っかかったのか、今のところは『フリマ』で個人経営っぽいことをしているので、それかな!?
と一通り聞いてみての感想になりますが、ここ数年で学んできたことの集大成的なことが多く書いてありました。
その精神はおよそ禁欲道というものがあるとしたらそれに通ずるものだと思いますし、宗教とか哲学を日本人っぽい情緒を絡めて説明していて懐かしいような感じでもありました。
終戦後の激動から今日の平和な世の中が一つの青写真からなっていたとしたら、間違いなく今の日本や世界に多くの痕跡や楔を残されてきたのではないでしゅうか?
嬉しいかな人生勉強をはじめて、世界の宗教や哲学、科学や物理、日本の経営の神様まで根本的なところで同じをことをおっしゃっている。
私の勉強の道もおそらくは概ね間違えてはいないようで嬉しい限りです。
人生を 道 として切りひらく
そのためには〇〇でありたいとかしたいとか。
そう言ったことが書かれています。
私自身これまでジャングルや樹海のような場所で生きてきて、天へ繋がる道を必死で探していたようでもあります。
ようやくその道が分かって服装を正し、その道行く人たちと同じように振る舞い進んでゆく。
自然と何をしなければならないのか?
が分かっていて限りなく 無 になるように進んでいるようでもある。
この書籍を読んで、現実的に経営や商売に対する心持ちなことが人としてという観点で語られていました。
そして何より一人一人違う道に対して、その道をゆくアドバイスが書かれていました。
生まれも育ちも皆違う。その90%くらいの資質は生まれた時点ですでに決まっている。
なら逆にそのようなものと 素直 に受け取れば良い と。
平々凡々と。
そもそも完璧な人間など居ようはずがない。
馬は馬、犬は犬、猫は猫であって人間は人間なのだ。
人間に生まれたら 素直 に受け止めれば良いのだと
何事も 素直 に
『素直』に対しては私自身、『自立とは。』という本で勉強してきました。
ここにきてメッセージ的にこの 素直 という言葉が引っかかりました。
禁欲2年、3年目にして歩む道もやや険しくなり始めているようで何が救いを求めている自分を感じていました。
私は 『素直』 な心から少し外れているかもしれないと思うところもありました。
長期オナ禁中はある意味とっても素直でした。
純粋にオナ禁に対しての話であります。
しかし、私は欲深くセックスや理想の伴侶について思いを巡らしそれにやや囚われだしてしまったのが今の状況でオナ禁に対しての抵抗力も弱まりつつあり1週間程度持ちこたえるのが精一杯な状況でもあります。
強い自分だった時の自分、ある意味素直に禁欲していました。
しかしあえて言い訳させてもらえるなら、寄り道です。
天に向かって進む中、道端にはこちらに視線をチラチラと投げかけてくる『弱そうな人』があちこちにいます。
私は気づいてしまった以上、無視して通り過ぎることはできません。
あるときは無視もしますが、立ち止まり『どうしたんですか?』と話しかけたりしてしまいます。
ある時はもう一緒に、その人が好きだという『体に悪そうなものを一緒に食べてあげます。』
知らず知らずまた私の体は汚れてきてしまいます。仕方ありません。
世俗は魅力的であるからです。
綺麗な女の人も多くて、見惚れてしまいそうになりますが、最近は気が付いてきて女性の綺麗さに騙されなくなってきました。
禁欲して 無 に向かって進んでいます。
矛盾しているようですが、自分を苦しめる 欲 に対して まだまだ魅力を感じたり囚われたりしているようです。
分かっているのです。
なんだか名残惜しい…
無 にはいつだってなれるが、無になる前にやり残したことが何かありそうだ…
しかも、それを探すためには肥溜めみたいなところを探さなければならない。
毎日毎日臭い電車に乗ったりも お宝 がそこにあるからなのですよね。
○まとめ
自分自身良い人間だな〜と感じている部分が正直あります。
松下幸之助先生がいう生まれ時点で9割型決まっているので、ある意味皆平等である。という悟りの境地とこれまで努力した結果、他の人より満足した人生であるという自負が複雑に絡み合っています。
高尚な人間になる方が良い!と
しかし、最近あるカップルを目にして考え方を少し改めています。
お互いおデブちゃんで40代ぽく、お店の横に置いてある喫煙所で仲良くタバコを吸っていました。真昼間で外の温度も暑いのに2本目のタバコに女の人が火をつけようとしていて、隣の男の人が優しそうに『いいよ、吸いなよ。』みたいな会話をしていました。
愛し合いながら2人して堕ちていく。
その愛が本物ならなんて幸せな2人なんでしょう!
と
純粋にそんなことを思いました。
堕ちていく最中、どちらかが間違いなく自分だけ助かりたいと逃げ出すのが関の山だし一般的ですが、1,000組に1組、いや10,000組の中に1組くらい本当におバカなカップルもいるかもしれない。
そう思った瞬間、バカそうなカップルを見て優越感に浸るのをやめました。
あの2人がそうか分かりませんが、判定も出来ないし、仮に最後まで愛し合い抜くカップルだとしたらなんとも羨ましい限りだし、できることなら最後まで愛し合って欲しいという願いも自分では出来なかったが、目の前の人たちならと…
沸々とそんな思考になっていました。
人生に良いも悪いもないのだ。
人を見かけや行いで判断してはいけないなと改めて思いました!
道をひらく
という意味で私自身新たな気持ちで出発していきたいと思いました。
それも記録として綴っていきますね。
おしまい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
○おまけ
素組みのものを塗装しました!
F90Ⅱ。
こちらは近日中に記事を書けるといいな!?
お楽しみに!!!