小学校に入学してすぐに掛け算を暗記しました。
褒めてもらえるかな?
と思ったら祖母に「そんなもんできてもお前はダメなやつだ。」
普段は優しい祖母は怒り出します。
小学校低学年の時、家族団欒でテレビを見てる中、私は漢字の勉強が好きになって良くしていました。
テストの成績も良くなってきたところへ
父親から「こんなところで勉強するな。」とノートや教科書を投げ捨てられました。
小学生の高学年ぐらいからファミコンが流行ってよく兄と対戦させられていました。
コツを掴んだ私は兄に勝てるようになってしまいましたが、決まってゲームとは別な理由で殴り倒されました。
小学生からの友人で中学生になって一緒の塾に行くようになりました。
塾で予習ができた分、見る見る成績が上がり始め、友人との差も開いてきました。
そんな時、友達から色んな妨害があり、結局友人の誘いで一緒に塾をサボるようになってきました。
しかし友人は陰でしっかりと勉強していたのでした。
高校生になって友人も変わり、勉強意欲もなく遊びまくるようになりました。
ほどなく不良グループと遊ぶようになってきて、更にたくさん裏切られてきました。
いま思えば、救われない人生だったように思いますが、場面場面で手を差し伸べてくれる優しい人達がいました。
が
私は相変わらず一見魅力的な方ばかり見ていたので、優しい友人達を蔑ろにしていたのでした。
だからそうなってしまったんだなって
最終的には納得しています。
なぜ
こんなことを思い出したんだろう…。
負け癖がついてしまっていて嘆きたいのか…
育った環境が悪かったのか?
何にせよ私は恨んでいませんし人より沢山の色んな経験を積んできたと言いたいのはかもしれません。
たぶん…。
だからわたしには人からやっかみや妬みの対象となる能力があるんだなって改めて気がつかせてくれたのかもしれません。
人生の折り返しですが、
今度こそ
自分でしっかりと「勝った。」と言える生き方ができたらいいなって思いました。
また、あの時の優しい人達が私にしてくれたように私も誰かに優しくできる強い人間になっていきたいです。
おしまい。
最後まで
読んで頂きありがとうございました。