森羅万象をゆく。

今日もありがとう。「今」と「中心」に生きる。

世の中エロい男だけではない。

今日は、彼女のことを想っていたら 愛欲 に支配されてしまった。

支配に気付いたが、なかなか撃つ手がなかった…やばいな…どうしよう…。


お昼過ぎからしばしばその状態が続いてしまっていた。

夕方になり、空腹感をおぼえたので、コンビニでパンでも買うかと思ったが、何処からか声が聞こえてきた…

「やめておけ…」「食べたらダメだ…」「これ以上欲に支配されてどうする?」と…


そっから踏みとどまって 空腹感 との戦いがはじまった…


結果は…


相殺された笑笑。


欲と欲が混じり合って吹き飛んだのだ。


なるほど…


さて本題です。


◯帰りの電車

帰りの電車での出来事ですが。

ちょうど対面で席が2つ空きがあり私が座った席の正面に後から乗り込んだキレイなミニスカートの女性が座った。

次の駅で私の横の人が下りたので、私の隣の席が空いた。

1番端の席だ。

そこへ私の対面に座ったキレイな女性が移ってきた。

すぐに足を組んでいたが、彼女の周囲はたちまち男どもに囲まれていた。

私は終始彼女を直接見ることはなかったが、どうしても横目の視界に入ってしまうので雰囲気は分かった。


彼女はどうも、見てくる男どもをバカにしているのではないかと思えてきた。

足を組み替えれば、男どもの視線がすぐに注がれる。

彼女のレベルは優越感を通り越して、バカにしているようにしかどうしても見えなかった…。


しばらくすると彼女が何やらやっていたので、私の二の腕に彼女の手が当たってきたのだ。

私も変な意地が出てきて 見てたまるか と言う心境になってきた。


そして、次々に入れ替わり立ち替わり。

男どもの視線が彼女に注がれていく…。

正面にいたカップルの男の視線も彼女の足へと向かっていてその顔はニヤニヤしていたが、私から見ても気持ち悪かった…。


私から見てもそうなのだから、彼女からしたらもうバカにしかみえないだろうと…


そして、なぜか彼女は悲しい気持ちを抱いているのではないか?と。

思い始めたのである。

彼女の父親と同じ年代や年上の男どもが皆そうなのだから男に対して良い思いはないだろうと…

ましてや中には肩書きが立派な人や妻がいる人や普段は良い人に見える人が電車という素性が分からないのを良いことにたちまち本性をあらわにするのである。


私は以上のことから一層決意を固くして彼女に挑んだのである。


やがて、私の降りる駅が近づいてきたので、前もって降りる準備をしてみせた。


案の定彼女も降りるみたいだ。

そして彼女が仕掛けてきた。

先に立ち付近のドアに移動したのだ。


私が彼女の後ろにつくということは、ある意味私の負けを意味していた。

絶対に彼女の下半身及び顔を見てしまうからだ。


私は胃に反して、遠い方のドアに向かっていった。

よしオレの勝ちだ。


良かった…


「世の中エロい男ばかりじゃないから。」

そう彼女に向かって心の中でつぶやいた。



おしまい。




まとめ

あのエロい目で彼女を見る男たちは本当に気持ち悪かった。

思わず彼女に同情してしまった。


私には 彼女を見ない という表現でしか表せなかったが、そんな私のプライドを何となく感じとってくれたのではないかと思っている。


なぜ世の中はこんな下品になってしまったのか…


男性諸君に問いたい。



おしまい。