森羅万象をゆく。

今日もありがとう。「今」と「中心」に生きる。

新しい関係性に向かって。

私は禁欲者である。

よく禁欲者は「何か変わったね!?」とか「カッコよくなったね!」とか周囲から言われるようで、私はそれが羨ましかったし、続けていればいつか言われるだろうと気にしないように努めていた。


冷静にあの夜のことを考えてもまだ夢のようである。

過去の私ならこのことに囚われてしまって幻想から抜け出せなくなっていただろう…

でも

今の私なら冷静に振り返ることができるようになったのだ。

素敵な体験だったと。


大事なのは、これから変化していく彼女と私の関係性なのだと。


彼女から言われた言葉は忘れない。

他の誰かより

たった1人の想う人から 素敵な人 と言われた事実をしっかりと受け止めようと思います。


この先はどうなるか分かりませんが、今回の体験は私に更なる力を与えてくれる事は間違いないと思います。



おしまい。



おまけ

あの夜は車でそのまま帰宅した。

翌朝、渋滞を避けるために早朝の5時に家を出た。

うっすらと曇っていた。

昨晩のことを考え、まだまだ警戒感を持っている自分に気がついた。

2人の関係性について、止めどもなく思考が続いていく…

キリが無い

もう考えるのはやめよう。

現実をありのまま受け取ろう…

ふと

「神様ありがとうございました。」

「あなたは私を見捨てずにもしかして見てくれていたんですか?」

と言った。

答えが返ってくるはずもない…


ふとビルとビルの間に目がいった。


ビルとビルの間にちょうど雲が朝日に照らされはじめていて

綺麗だな…

と同時に太陽の光が一層眩しくなった。

そして太陽が姿をあらわしたのだ


なんて綺麗なんだろ…

神々しい…


なぜかバーっと涙が溢れてきた。

ぼたぼたと涙が落ちてくる。


「あなたがずっと見ていてくれたんですね…」




おしまい。