森羅万象をゆく。

今日もありがとう。「今」と「中心」に生きる。

深淵なる宇宙への道。

その日はいつもと違っていた。

何かが起こるそんな前兆や気配がヒシヒシと感じとれた。

まさかな…

この期に及んでいったい何が起こると言うのだ!?

そう思って仕事のミスは起きないように丁寧に事を進めたが、精神的には落ち着かなかった。

他にやれることはと言ったら何が起ころうとも受け止めるだけだと、静かに佇んだ…


そして間もなくそれはやってきた…



○絶不調

一昨日は朝から天気もはっきりしない、浮かない上司、自己愛おじさんの顔が浮かび、度々嫌な気分にさらされた…


○モテについて

モテについての近況は芳しくなかった。2月から絶好調が続き、それぞれの関係性が進み華やかに展開されたが、今思うと「どんぐりの背比べ状態」で関わる女性に愛着を感じていたはずだが、何かが決定的に足りなかった…


○ムラムラ

ここ数日、激しいムラムラに襲われていた。おまけに寝付きが悪く睡眠不足が続いた…


特異点

ある事象は別々に起こっている。一見そう見えてしまう。

すべての現象が重なり出した時、何かが起こるのだ


それがヒシヒシと伝わってきた。


「オレはこのまま報われないのか?」

「一見モテてるように見えるけど、実は違うのか?」

「この絶望感は何なんだ?

「いいさ、味わい尽くしてやる。」

三昧だ。

覚悟を決めた。


○その時はやってきた。

その日は夜に取引先のパン屋へ行く日だった。だから一連の出来事はその時間まで私の身に起こっていたのだ。



○パン屋の女性との出会い

話は過去に遡る。

パン屋の女性は、その店の看板娘でもある。

彼女とは知り合って、3年目くらいであろうか…

割と好きだったんだよね。

いや、はじめはかなり一目惚れだった。

愛想も良くて…

だが、愛想良くはしてもらってはいたが、脈はなかったのだ。


でもふと考えてた


このまま数年 いい関係性 が続けれればチャンスは巡ってくるのではないか?と。

淡い期待は描いていた。


だから彼女と会う時は精一杯頑張ってきた。もちろん好意は隠してだ。



○甘くはない

そんな日々を過ごしてきて一年以上前だったか、ふと彼女に会いに行った時に 年頃の背の高くてイケメンの男性がキッチンに立っていた、その日彼女はいなかった。


もしや結婚してて、あれは旦那さん?

頭をよぎる。

あんな綺麗な人だもんな…

あきらめ あきらめ…

と。

次第に彼女を諦めていった。


○臨時の仕事

今年に入って、2月も終わろうかという時に

パン屋での臨時の仕事の依頼があった。

対応してくれたのは彼女だ。


私「お久しぶりですね。」

彼女「あなたはいつも来て下さる方…今日も来てくれたのですね」と

やや目を潤ませていた。


私 やっぱり可愛いな…

私 でもしっかり割り切らなきゃな…

その後、無心となって彼女と商談した。


よく分からない好感触があった。

そして彼女から「社長がお話を聞きたいからあってほしい。」と打診があり快く返事をしました。


○社長

数日後、その日がやってきた。

実は彼女との商談の時も、今からする社長との商談にも元請けさんと一緒であった。


わたしは元請けさんを立てつつ自分の役割だけしっかりとこなすよう商談に臨んだ。


社長「私さんの話は、彼女から良く聞いているよ。」「とても丁寧だと。」

私 ペコリと頭を下げる

社長「彼女はねえ、とても良く働いてくれて本当に助かっているんだ。」

私 あれ、ひょっとして彼女と社長はデキてる?とへんな思考が働く…


社長「だから彼女が言うように私さんからの提案を受けてあげたいんだけど、総合して判断しないといけないから…」

と当たり障りのない返事であった…

私「もちろんです。金額も重要ですし、総合して判断するべきです」と。


商談は終わった。


○感じたこと

商談は終始8割以上は元請けさんが喋っていたのだが、社長は私のことを終始鋭く見ていた…

その時の私には社長の思惑は皆目見当が付かず、このことについては、もう考えないようにしていた。


○音沙汰がない

それから商談から2ヶ月くらい立つが結果について音沙汰がなかった。

元請けさん曰く、「もう駄目だろう…」と。


私もそんな感じだった。



○まさかの展開

話は長くなってしまったが、彼女との関係性はこんなんだった。


そして、いよいよ彼女と会った。

挨拶そうそう彼女をみた瞬間


あれ?いつもより綺麗だ。

それに声も上ずっていて、いつもの彼女らしくないな…


と感じましたが

私は丁寧に仕事をすることだけに集中しました。


なんだかんだで彼女と2人で店内を見ることになりましたが、やはり少し変だった


それは…


心を許してくれてるのだ


このわたしに…

ま、まさか!?

と思いつつ仕事も終盤になってきた。


最後は建物の裏に回っての確認なのだか、通常私1人でも充分だったが、彼女も誘うようにした。

するとOKが出たので2人で行くことになった。


この時間外は真っ暗なのだ。

雨上がりで、草木に雨のつゆがたっぷりとなっているところを通る。

私は彼女がそれに触れないよう手で払いのける。

彼女は私の腕の下をすり抜けていく…


これから2人の関係性はさらに深まる。

そんな期待を抱かずにはいられなかった…。


○月夜

ビルとビルの隙間は暗いし狭いけど、月がその真っ暗な隙間を少し照らしてくれる。

月夜に照らされた彼女は一段と綺麗に見えた。

ああ、美しいな。

と何回思っただろう…。


静寂に包まれていたが、やがて目的地についた。

わたしは持っていたメジャーを彼女に渡す時、そっと彼女の手を握るように手渡した。


彼女の手は柔らかかった。

そしてうつむいていた。

その顔は照れてるように見えた…


阿吽の呼吸で作業を終え、それから店内へ戻って行った。


○素敵な人

店に戻ってから彼女は口を開いて話し出した。

社長の話だ。

彼女「社長に私さんを押したんだけど全然聞いてくれない。」「何回も何回も言ったんですよ。」

私「大人の都合もあるし、私は一切気にしてません。」

私「今ある仕事で十分です。」

彼女「社長は私さんのことを気に入ってくれているんです、なのに変ですよね…」

彼女「それから社長は言うんですよ。」

彼女「私と私さんがお似合いじゃないかと。」

「どう思いますか?」


私は黙ってうなずいていた…


彼女「私さんは素敵過ぎて、こんな人いないって思うんです…」

「幸い、彼氏もいないし…」


彼女は話続けた

彼女「私さんは、結婚してないんですか?」「職場に良い人いないんですか?」と。


私 「してないし。いないよ。」

私 「でもオレ、歳がかなり離れてるよ…」


彼女「…」黙ってうなずく。


ここまで、彼女に言わせてしまって、いたたまれなくなってしまい。


想いを伝えた。

私 「○○さん、オレと一度遊びに行ってもらえませんか?」


彼女は

「はい。」

と小さな声で返事をしてくれました。




さて

いかがでしたか?


今回は私のブログでも1番長い記事となってしまいました。

最後まで本当に読んで頂きありがとうございました。




おしまい。