いきなりですが。
名シーンをどうぞ!!!
※今回やや楽しみながら大好きな作品を通して人の覚醒や現代のしくみを紐解いていけたらと思います。決してこの作品を貶めるためのものでありません。なので視点を変えて一緒に楽しんでみてください。
※サザビーを操縦するシャア。
シャア 「地球に残っている連中は、地球を汚染しているだけの人々だ。地球は人間
のエゴ全部を飲み込めやしない。」
アムロ 「人間の知恵はそんなもんだって乗り越えられる!」
シャア 「ならば今すぐ愚民ども全てに叡智を授けて見ろ!」
アムロ 「世直しのこと、知らないんだな。革命はいつもインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるから、いつも過激なことしかやらない。しかし革命の後では、気高い革命の心だって官僚主義と大衆に飲み込まれていくから、インテリはそれを嫌って世間からも政治からも身を引いて世捨て人になる。」
シャア 「私は世直しなど考えていない。愚民どもにその才能を利用されている者が言うことか!」
アムロ 「貴様ほど急ぎ過ぎもしなければ、人類に絶望もしちゃいない!」
シャア 「結局、遅かれ早かれこんな悲しみだけが広がって地球を押し潰すのだ。ならば人類は、自分の手で自分を裁いて、自然に対し地球に対して贖罪しなければならん。
アムロ 「解ってるよ!だから、世界に人の心の光を見せなけりゃならないんだろ!」
シャア
私がやりたかったのは、地球を守る事ではなく、地球にいる「魂を重力に囚われた」人類の粛清なのだよ。
人類が地球を捨て、スペースノイドになることにより、「人類の新たなる革新」であり、人類を未来に導く「ニュータイプ」になることができる。
これは父、ジオン・ズム・ダイクンが提唱した概念の一つであり、宇宙という広大な生活圏を手に入れた人類は洞察力、認識能力が拡大し、
肉体的、精神的にあらゆる物事を理解する事ができ、それが全人類に広がった時にかつてなしえなかった相互理解が可能となるのだ。
それで、地球にはしばらくの間休んでもらおうという訳だよ。
…まぁ私のエゴだがね。
と作中ではこのようになっています。
これを現代に当てはめると
「魂を重力に囚われた」人類
よくガンダムシリーズで問題となっている言葉ですが…。
いわゆる既得権益にしがみつく人々であります。
それに対して『スペースノイド』とは
この既得権益のおかしさに気が付く人たちで、どんどんその不自由さから抜け出して自由になっている人々ととらえることができます。
作中では、スペースノイドが反乱を犯して潰されていくのもですが、
これは現代の支配者側が意図して反乱したら容赦なく潰しますからね。
とか。
正義はこちらですから。
というメッセージ性も含まれているんだと感じました。
なので、多くの覚醒予備軍の人たちが覚醒するだけ無駄なんだなっていうのを潜在的に刷り込まれている可能性があるのだと思います。
また、『単にこれはアニメやファンタジーだけのお話なんだな』で思考停止させているんではないかと気が付きます。
『ひとが洞察力、認識能力が拡大し肉体的、精神的にあらゆる物事を理解する事ができる。』
という現象はすでに止められないのです。
そして、ゆくゆくは
全人類に広がった時にかつてなしえなかった相互理解が可能となるのだ。
※これは真理だと思います!
作中でのシャアの行動は良くなかったと思われます。
私はこの作品の良さとは別に製作者の真意はどこにあるのか?その表と裏を読み取る。ということで探ってみました。
表向きには本当に良い作品ですし、キャラクターの魅力やモビルスーツのかっこよさストーリーの出来、すべてが良い思います。
ですが、この作品の裏には私たちの覚醒を邪魔しようとする何か意図が少しあるのでは?
※シャアもアムロも正しい!2人とも製作者に踊らされて憎しみあわされただけ!!!
なのである(笑)。
ということで
考察してみました。
いかがでしたか?