大宇宙は人間を常に導き続けている。
その導きを受容する能力が、感性(見えない領域への感知力)である。
この感性が狂うと、欲や対立の次元に引き込まれ、歩むべき道を踏み外す。
それがいわゆる不運である。
人生の大事は、まったく無関係に思われる小さな瞬間的選択に左右されている。
感性を高めるには、心と体をピュアにすることだ。
これも、純粋に快に導かれれば自ずとそうなる。
食べ物も、真においしいと感じるものを食べれば、血液がきれいになる。血液が濁っていれば感性も濁る。体の用い方も同様だ。
しかし、心が濁っている人間には、血液を濁らせる食品を欲しがり、血液を純化させない体の使い方をしているものだ。
なぜならば、快の領域を知らず、満たされないがゆえに、欲が生まれ、欲に導かれて食するからだ。
欲に覆われた人間が、真の快を知るには、体から入るのが一番だ。
体こそは、天地を知るセンサーであり、受信機だ。その感度を呼び起こせば、天地の導きに順うことができるようになる。
となります。
いかがでしたか?