森羅万象をゆく。

今日もありがとう。「今」と「中心」に生きる。

怒らない禅の作法①

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いつも機嫌がいい人と、ちょっとしたことでイラっとしてしまう人。

その違いはどこにあるのでしょう。

 

それは、普段その人がどんな心の状態にあるかの違いです。

 

すぐに怒ってしまう人は、そんな張り切ったゴムのような状態です。

ですから、ささいなきっかけでパチンと切れてしまうのです。

 

心のしなやかさを取り戻すことが、怒りから自由になるための大きなポイントといえます。

 

まずは、よく生きたいという気持ちがありさえすれば、煩悩がどんなに多くても必ず道は開けます。

 

 


 

          「怒らない人」になる禅の習慣

 

①心にかけている色眼鏡を外す。

今かけている心の眼鏡を外してみると、ふとしたことで、その人の本質に気付くことができます。

 

②手の中に、宝があると気付く。

わざわざ遠くを探さなくても、宝物はあなたの手の中にすでにあるのです。

 

③流れに身を任せる

自らの力が及ばない状況にある時には、ただそれを味わえばいいのです。

 

④湧いてきた怒りは、放っておく。

今あなたの目の前にあることを、ただ無心に、ただひたすらやるのです。

 

⑤人は人、自分は自分と考える。

相手には、相手の事情があります。自分の受け取りたくない評価は、受け流せばいいのです。

 

⑥自分がすべて正しいと思わない。

相手と自分。両者は対立するものではなく、実はひとつ。「あなた」と「わたし」ではなく、「あなたは私、私はあなた」なのです。

 

⑦目の前の物事に集中する。

自信がつけば、人や世間に惑わされることなく、自分の道を進むことができます。

 

⑧頭に来たら、ひと呼吸おく。

一度口を出て言葉は、取り戻すことができません。

 

⑨「いい子でありたい」と思うのをやめる。

どんなところにいても、へりくだったり、あるいは、気取ったり緊張したりすることなく、自分らしく自然体で生きる。

 

⑩被害者にならない。

涙を流したくなる状況でも、心ひとつで、このうえなく幸せなものへと簡単に変えられる。

 

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まとめ

毎日仕事が忙しく、イライラしていた時に読んだ本です。

「怒る」という感情は、要は自分の頭で思考した自分にとって都合のいい解釈が「具現化」したものである。

と言えます。

感情は思考で想像しているって無意識でやってのけているんですよね。

アドラー心理学でそのあたりは確か説明していたような…

 

それはさておき、今回はそのような思考にならないような心の持ちようを通して記事にしてみました。

これもシリーズ化できたらって思っております。

 

 

つづく・・・