老子は、すべては関係性の中にあるという。
たとえば、何か一つのとても好ましい物事が進展中だとする。
しかし、その一方で自分にとって理に合わない不愉快な物事が、まったく何の関係のないところで生じることがある。
自分の意識する対象の中で生じているラッキーで喜ばしい現象と、その反対の苦痛な現象。この、現象的には何の関係もない両者は、互いにバランスを取り合っていると言うのである。
だから不快ならない片方を強引になくそうとすることは、反対に、好ましい物事の成就をも妨げることになると言うのだ。
このバランスは、同時進行で両者が来る場合もあるし、片方だけが来ることもある。
それは、人生のリズムと関わっている。
頂点の時には好ましい陽の事象のみが、忍耐の時には陰の事象のみが来る。
どちらでもない時には同時進行で来る。いずれにしても、全体では完全なバランスが働く。だから、天が成就させるべきを成就させるには、あなたのエゴが不服でならないことをも含めた全体を受容することを忘れてはいけない。
そうでなければ、必要なその成就を失い、それ以上に天の導きを失うことになる。
身に迫ってきた苦悩も、打たれるに任せる覚悟になれば、打たれることが苦痛でなくなるものだ。そうなった時、苦悩という苦悩は、あなたの前から消滅するだろう。
となります。
すごいですよね。
さて、わたしの場合はと・・・はあ
いかがでしたか?